フレイル予防と自助・互助のまちづくり

 本日、各務原市主催の「フレイル予防サポーター養成講座」を修了しました。

高齢化社会を迎えるに当たり、フレイルについて知り、早めに気づき対応することがとても大切だと思いましたので、その概要を報告します。

 

1 フレイルとは

  フレイルとは、聞きなれない言葉ですが、高齢期において、心身が健康な状態から介護が必要な状態に至る過渡期のことをい

 います。

 フレイルは、運動の場面だけでなく、健康を維持するための栄養、食事をするための口腔、家族や友人たちと交流する社会参

 加の分野が密接に関連しています。

 肉体的にも精神的にも弱くなっていることに早く気付き、自分で頑張るだけでなく、地域でお互いに助け合いながらフレイル

 予防をしていくことが大切です。

 自分の健康状態の変化に気付くには、何らかのキッカケが必要で、そのキッカケがフレイルチェックになります。

 

2 フレイルチェック

  健康状態、心の健康状態、食習慣、口腔の機能、体重の変化、運動・転倒、認知機能、喫煙、社会参加、周囲の支援について

 設問形式でチェックし、健康状態などの変化に気付くキッカケにします。

 

3 フレイル予防

  高齢になるにつれ、気力や体力は衰えやすくなります。

 これを放置しておくと日常生活が悪循環に陥り要介護状態に近づいていきます。

 フレイルは適切な対策をすれば健康な状態に戻すことができます。

 そのためには、フレイルに早く気付き、日常生活を見直すことです。

 フレイル予防の主なものを挙げてみます。

 ・屋外でウオーキングをしたり屋内で体操したりして適度な運動を行うを行う習慣をつくること

 ・食生活を改善し、しっかり噛んで、しっかり食べること

  魚、油、肉、牛乳、緑黄色野菜、海藻、芋、卵、大豆、果物(さ あ に ぎ や か に い た だ く)を意識的に、

  毎日、7品目以上とること。

  パ・タ・カ・ラ体操で唇や舌の体操をすること

 ・近所の方と話をしたり、ボランタリーハウスや地域行事に参加して社会とのつながりを持つこと

 

4 自助と互助への着目

  自分の健康に気を付け、毎日の生活を見直すのは自助が前提になりますが、健康習慣を獲得・維持するには集団の力を活用

 することが必用な場合もあります。

 地域で集まり、無理にならない程度の生活を、互いに楽しみながら過ごすことが長続きするコツだといわれています。

 

5 地域行事とフレイル予防

  今回の講習で気付いたことは、地域行事への参加がフレイル予防に大きな役割を果たすことです。

 地域で「互助のまちづくり」を目指し、ボランタリーハウスや地域行事などの「集える場」をつくり、その場に参加しやすい環

 境づくりをすることがフレイル予防になるようです。

 地域行事の参加が多いほど要介護認定の発生が低くなったり、地域行事に参加する人ほど認知症になりにくくなるなどのデータ

 が提示されました。